定期的に訪問営業をしています。
月に1回ほど。
訪問先はケアマネさんがいる居宅介護支援事業所だったり、
リーフレット設置許可をいただいている公民館・病院受付窓口・クリニック・福祉センター・有料老人ホームだったり。
そうやって、定期巡回するとみえてくるものがあります。
それは、
リーフレットの残り枚数の変化だったり(上端を指でつまんだ跡)、
訪問先でたまたま出会った過去のお客様からご紹介いただく新規利用者の流れだったり、
定期訪問することでキーパーソンのケアマネ・相談員から顔を覚えてもらい、
最初はあいさつ程度で終わっていたのが向こうから声をかけて頂き、
「花城さん、今度、こういう利用者からの声があったんだけど。。」
もっと訪問回数を増やさねばとも考えますが、重要な事は、定期的に という部分だと思います。
その訪問間隔が定期的なものであれば、
相手先も何となく
「そろそろ、リーフレット補充にくるんじゃないか」
「そろそろ花城さん、来る頃じゃないの?」
という心理になるはずなんですね。
介護タクシーを利用するもしないも、
- 何の問題を解決してくれる人なのか
- どんな人がタクシー乗務員なのか(顔・服装・ふるまい・言葉遣いなど)
- どんな車でどんな車椅子/ストレッチャーを持っているのか
これらの情報がケアマネ・相談員に届いていないと予約成立への確立が上がらないままですし、相手の記憶に刷り込んでいくような定期訪問を行わないままだと〝思い出してもらうことすら〟ままならないわけです。
11年経営してきてはっきり言えることですが、
介護タクシー事業者のサービス提供におけるレベルに〝差〟はありません。
あそこの介護タクシーの運行や介助スキルが半端なくレベル高い!
とか、
今までいくつかの介護タクシーを利用してきたけど、〇〇〇介護タクシーだけサービスレベルが明らかに違う
てことはないわけです。
一般タクシーよりも高い料金をいただくプロの介護タクシー乗務員として、細やかな気遣いや丁寧な運転や不安を与えない介助スキルは当然すぎるくらい当然にこなさなければならないわけですからね。
なにがしかの付加価値を加えて差別化を図ろう…と躍起になるよりも、
誰のための・どんな問題を解決してくれる・どんな時に使える・どんな人が提供してくれるサービスなのか
が訪問先のケアマネ・相談員すべてに認識されていなければ介護タクシーを予約しよう!という発想にすらならないわけです。
その認識を刷り込んでいく働きかけが訪問営業であり、伝わる販促物ツールですからね。
しつこいようですが、定期的に訪問することを継続していきましょう。
訪問営業を行ったからと言って予約成立が100%約束されるものではないので、
効果が目に見えないと辞めたくなるものですが、
ここを踏ん張ってやり続けるのかどうかが非常に大事です。
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