乗用車ベースで設計されたトヨタ・ノアやボクシーは、乗り心地が快適なことで患者様・乗客側に好評で、見た目もカッコよく、福祉タクシー・介護タクシーを開業されようという方からも人気の福祉車両です。
福祉タクシーに興味・関心のある方、今現在、介護タクシー開業申請中の方にも、今回の記事を予備知識としてご覧ください。
今回ご紹介する介護タクシー専用ストレッチャーは、搬送器具の製作・開発に長けている合同会社アドさんより購入したスペシャルストレッチャーです。
私自身、お仕事を頂く営業先(病院内併設/地域連携相談員 ケアマネ 社会福祉士 相談員など)からの評判は、

へぇ、凄い!介護タクシーってストレッチャーもそのまま入るんですねぇ

これ、ベッドに合わせて高さ調整も出来るんだ…!ベッドからスライドさせて移乗介助もすごくラクですねぇ~
と好評を頂いており、

うん、移動中も身体痛くないし、背もたれも無段階に調整出来るなら介護タクシー車内から外の景色も楽しめてイイね
と、これまたお客様からの嬉しい声も頂けて、コストパフォーマンスに優れた感想が得られたなと満足したものでした。
※これから紹介するストレッチャーBは2014年製作タイプで現在販売中止となっています。
2020年現在、さらに扱いやすくコンパクト設計になったストレッチャーCが絶賛販売中です。
※ストレッチャーCはTOYOTAハイエース・日産キャラバン車両で運行する民間救急タクシーの搬送器具としても好評頂いております。
全国の介護タクシー事業者へ大好評販売中!
介護タクシーめぐりwebサイトだからできるweb割引購入の特典付き・介護タクシー専用ストレッチャーCの紹介記事はこちら
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介護タクシー専用ストレッチャーの概要を知りたい方は、下記の記事をお読みください。
福祉/介護タクシー専用ストレッチャーとは
体重160㌔の患者重量にも対応できる頑丈設計(運ぶ機会はそうそうないでしょうが…)、ストレッチャー本体の重量は37キログラム。
合同会社介護タクシーアドは、福祉・介護タクシーの事業車両として全国的に支持を受けているトヨタや日産車などの1BOX福祉車両内スペースを十二分に把握し、
タクシー車内へ乗降させるドライバー目線の使い勝手・扱いやすさ・身体的負担を極力抑えることに成功したストレッチャーを開発されています。
もちろん、搬送される患者様が移送中でも身体が疲れにくいような負担を和らげる工夫が各所に施されています。
2019年現在も移送現場のニーズをキャッチ、新たな搬送器具の開発・製品の普及活動に
力を入れ続ける、あくなき探求心と追及心にあふれる企業です。
限りあるスペースを無駄なく活用しながらも、
移送患者の身体状況に寄りそう補助器具をコンパクトに納める見事な職人技があちこちにちりばめられています。
点滴棒も高さ調整ができますし、ストレッチャー高さを降下させることでノア/ボクシー車内にもそのまま乗車させることができます。
ストレッチャー搬送が求められる介護タクシー運行とは
リクライニング車いすでは対応できない、ストレッチャーで無ければ。。。。という移送ケースは確実にあります。
例えば、腰の骨折で痛みを抱えていている患者様の転院依頼を受けた。
病室にお迎えに上がると患者様は安楽なポジションから数センチでも動かされると

痛っ!イタタタ……(汗
苦痛でたまらない表情を目の当たりにします。
お客様の立場になって考えてみますと、
- いかに痛みを感じさせないようにケアするべきか
- 痛い思いをするのではないか…という不安を取り払うにはどうあるべきか
という視点をもって介助者(看護師or介護タクシードライバー)はケアしなければなりません。
患者様にとっていちばん安楽な姿勢とは、
入院中ベッドで自然とふるまえていた仰向けのポジショニングです。
仰向け状態をキープしたまま転院を安全に負担なく完了させるためには、
- 病室ベッド高さと水平に合わせることのできるラクラク調整ハンドル機能
- 180度フルフラット構造の担架シート(背もたれ角度が3段階調整OK)
の機能がそなわっていて、
- 介護タクシードライバー
- 看護師
お互いがラクに・かんたんに移乗介助がおこなえるストレッチャーでなければならないのです。
また、ストレッチャーは看護師が病院内で日常的に使用している搬送器具でもありますので、使い慣れた親しみがあり、看護師側としても扱いやすいのです。
特に、医療系搬送を日常とする民間救急タクシー事業者はこれなくしてお仕事は成り立たないでしょう。

80ヴォクシーにもスッポリおさまる専用ストレッチャー
介護タクシー専用ストレッチャー 高さ調整のやりかた
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一番高い状態です。
先ほどの回転レバーを反時計回りに回していくと。。。。
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移送中のストレッチャーの揺れをおさえるために高さポジションを低めにします。
また、このストレッチャーはクッションを含めた担架部分が取り外しできるようになってます。
実際にあった使用例としては、住居敷地内の通路環境によってはストレッチャーそのままでは入りづらい事があり、そういった場合は担架のみを住居内のベッド近くまで運び、搬送者を乗せ、再びストレッチャー本体にドッキングさせて介護タクシーで搬送。。。といったケースです。
そういう搬送を何度も行いましたね。
福祉/介護タクシー運行にぜひ備えておきたい布担架
この布担架も、病室ベッドに横たわる患者をストレッチャーへ移乗させる際、横滑りさせながら移乗スライドするときに非常に役立ちます。
くしゃっと折りたためることが布担架の大きなメリットで、患者の身体をすこしだけ起こして隙間に押し込み反対側から引き出すことであっという間に担架に早変わり。
これなくして搬送患者・看護師・介護タクシードライバーの「ラクラク」は成り立ちません。そう言い切れるほどに、無くてはならない搬送ツールです。
少し見づらいですが、左右それぞれに3カ所のハンドグリップがありますので力が入れやすく患者の安全をしっかり守りながらベッド⇔ストレッチャー移乗介助をおこなうことができます。
※ソフト担架・大(黄色)をおすすめします。私が持っている小(青色)よりも25㌢長くなっているので大柄患者にもOK!
介護タクシー専用ストレッチャー/ソフト布担架のまとめ
このような移送現場の声が反映されているストレッチャー・ソフト布担架をあらかじめ購入し、いつ来るやもしれない搬送依頼に備えることは介護タクシー事業者としては必須だと判断しました。
開業される地域の搬送ニーズを踏まえたうえでストレッチャー購入を決意なさっても宜しいのですが、
ご利用者様を安全に快適に移送する必要な投資と考えれば決して高すぎるものではないと私は思います。
乗務員も患者様も看護師も、みんながラクラクなのですから。
お客様の安全安心快適と、病室で連携介助を行う看護師からの好評と、何より、
介護タクシードライバーの介助負担を和らげる専用ストレッチャー購入を是非検討してみてください。