介護タクシー経営者は階段介護依頼を安易に断ることをやめてほしいと本気で思っている

2階までの階段介護タクシ―経営

介護タクシービジネスを経営していると、どこかのタイミングで必ず階段介護を行わなければならない依頼が舞い込んできます。

 

その時に介護タクシー事業者が応えるアンサーは以下の2つに大別されるでしょう。

1)従業員もいない・介助スキルがない(自信がない)・体力に自信がないのでお断りする
2)乗務員1人で昇降させる階段介護スキルで応える・2人体制で対応する

 

外出先バリア(段差/階段/凸凹/ぬかるみetc)を解決できるスキルやノウハウがあるからこそ介護タクシーを利用したい、外出サポートをぜひお願いしたい という依頼側の心理になるわけですが、1)のお断りアンサーは介護タクシービジネスを経営するものとして正直どうなの?と思うんです。

 

もちろん、お客様の安全を保障できない という観点に立ってお断りすることは何ら否定されるものではありませんが、

体力的にしんどくて正直やりたくない

という経営姿勢だとするならば、それはある種の怠慢だといえます。

 

なぜなら、外出先バリアを解決できるスキル&ノウハウや専用機材ツールでお客様の要望にピンポイントで応えられることこそ介護タクシーの存在価値であり、その要望を安易に断る事は自らの存在価値を弱めているに等しいからです。

 

やるべきことをやっていますか?
備えるべきスキルやツールを知ろうと、体得しようと行動していますか?と問いかけたいんですね。

階段昇降を求める外出依頼を断ってばかりいると頼れない介護タクシー事業者と認定されてしまう

 

ケアマネージャーや連携室相談員から依頼される介護タクシー運行内容は、単に自宅先玄関から病院入り口までの送迎範囲だけにとどまりません。

 

  • 自宅内にはいってベッドから車いすへの移乗介助・衣類着脱介助
  • 外出先でトイレが近いお客様への排泄介助のお手伝い
  • 自宅玄関から車道に至るまでに立ちふさがっている段差・階段・ぬかるみをクリアする

クルマで運ぶ以外の、これらの身体介助も提供できるから介護タクシーというビジネスが成り立っています。

 

階段介護に不安、自信がない、やった事がない…こういう理由はいくらでも湧いてきます。

 

ならば、どうしたら出来るようになれるか?可能にするためにはどのような下準備・備えをしなければならないか?という思考に切り替えないといけません。

 

グーグル先生に検索ワードを打ち込めば階段バリアを解決するスキル向上につながる研修や講座情報がいくらでも出てきますし、有益な動画・テキスト情報も溢れています。

 

常日頃、サービス力向上につながる情報を積極的に取りに行く姿勢をもって実行に移すからこそ、不安から自信へとアップデートされるわけです。

 

介護タクシー事業者は階段介護に対応するスキル向上やノウハウの引き出しを増やすべく情報アンテナの感度を高めなければならないんですよ。

 

階段昇降に関わる介助を求めるケースとは

階段介護を依頼するケアマネ・相談員としては階段バリアが立ちふさがっていることは十分認識しながらも、2階玄関からの外出・または帰宅をのぞむお客様の希望を叶えたいわけです。

 

住み慣れた住居からの外出、温もりと思い出が詰まった自宅に帰りたい、、、という思いはお客様のみならず、私たちにも当然ありますよね。

また、住宅に限らず、外出先施設にエレベーター設備の無いノンバリアフリー環境へのアクセスという面でも悩みはあるものです。

 

そして、そのような階段昇降にかかわるバリアに苦労されるお客様の身体状況/外出環境は以下のような場合が見受けられます。

 

◆脳血栓で倒れて半身まひになり、10段以上ある自宅の外階段昇降に危険性を覚えている
◆檀家先のお寺本堂につながる階段が20段以上あり、歩行器がやっとの高齢者には昇降がつらすぎる
◆階段の幅がせまくて介護保険レンタルのレール式階段昇降機が取り付けできない
◆杖歩行の高齢者が外階段30段を往復して外出、いつ転落するか気が気でない
◆要介護の父親の体重が60キロ以上あって外階段10段を介助する自信がない

 

このような階段バリアに悩んでいる方の問題を解決してくれるサービス事業者はいないか?と白羽の矢が向けられた先が介護タクシー。

 

その介護タクシーという外出サポートのプロにたどり着くまでに、ケアマネや相談員はいろいろ思い悩んだこともあったと思います。

✔50㌔以下体重なら対応できていたヘルパー自身も腰痛悪化して無理になった
✔搬送1回あたり5万円以上の税金コストがかかっている救急隊員へは緊急性から外れているので当然依頼できない
✔介護をやったことのない家族に階段介護は荷が重すぎる

 

このような悩みに応えられないで歯がゆくなりませんか?

依頼があったにも関わらず、スキル不足・準備不足でお断りするってもどかしい気持ちになりませんか?

 

階段介護依頼を断り続けていると、当然、対応できる事業者に依頼が向けられ、その事業者はスキルと経験値が積み重なって認知力が上がり、信頼ある介護タクシーブランドが構築されていく。

難解な依頼にも応えてくれた・応えようという姿勢が垣間見られた…この事実はキーパーソンの心理に確実に刻み込まれます。実際、階段介護に応えてくれない介護タクシー事業者が多くてたらい回しを受けたケアマネを知っていますし。

 

どちらに仕事を依頼したくなるか、、わかりますよね。

 

 

外出先バリアを解決できるスキル・ノウハウを提供して、移動できる喜びや外出先で出逢う人々とのふれあい実現を支える、私たちにしかできない仕事を、そう簡単に諦めてしまってはダメだと思うんです。

 

 

階段介護をお客様に負担なく安全に・確実に提供するためにやるべきこと出来ることはありますよ。

 

安全な階段昇降に応えるために介護タクシー事業者が備えるべきこと

1) タクシー乗務員だからこそ基礎体力向上につながる筋トレ&有酸素運動をすべき

一般タクシーほどの乗務回数や拘束時間はないものの、基本的に座りっぱなしの介護タクシー乗務員は、何にも運動していなければ下肢筋力はすぐに落ちて体力低下を招いてしまいます。

 

我々(介護タクシー事業者)は、まず、他の業種より運動不足で怠け者であることを認識すべきです。運動毎日やっているよ、という乗務員は読み飛ばしてください(笑)

 

身体全体の70%を占めるといわれている下肢筋力へ適度に負荷をかける運動をしなければ、ぽっこりお腹・太もも&ふくらはぎラインがヒョロヒョロのいわゆるオッサン体型の完成です。

私は下記画像のようなオッサン体型に絶対になりたくないので

太ったオッサン体型

醜いオッサンのお腹

身体の筋肉をのばすストレッチ運動や腹筋・スクワット・腕立て伏せ・30分のランニングを実施して体型のキープと体力維持・向上に努めています。

ランニングは今のところ週3回以上、筋トレは週5回という所で落ち着いていますかね。

まぁ、この運動+外食と菓子類を控えることができれば尚最高なのですが(笑)

 

この自主トレを継続していることで、姿勢が正され、負荷がかかる身体介助にも心に余裕をもって臨むことができます。

 

兎にも角にも、お金をかけなくても体力向上につながるランニングや筋トレを継続せずに、お客様への安全運行と介助を提供しつづけることはできないんですよ。ミリ単位のペダル操作や道路状況を的確に読みとって予期せぬ事故を回避する…この危機回避力やそれを成すための集中力も、健全な身体能力があってこそです。

身体を鍛えていないとその自信がなくなるんですね、やるべきことをやっていないから。

 

月日を重ねるごとに身体の重さや節々の痛み・腰痛悪化を感じ取っているはずです。その身体の異変を今年もみて見ぬふりするんでしょうか。

ましてや、介護タクシー事業者の年齢層は体力右肩下がりが際立つ40代~60代が大半を占めていますから、基礎体力向上につとめる意識は何よりも重要です。

 

この件に関して、「昔からコツコツ続けられないから」とか「体力には自信があるから」という自分都合の言い訳は通用しないです。

 

やるか やらないか

この2択からどちらを選びますか。

 

2) 階段昇降機が無くても現場ですぐに提供できる階段介護スキルを習得する

大人1人でも車いすごと階段昇降させる介助スキルは下記のブログで紹介しています。

この階段介助スキルはかなり効果的です。介護タクシー事業者は絶対に習得すべきスキルだと断言できます。

コツ6:基礎体力4の配分で車椅子ユーザーをそのまま階段昇降させることが出来るのですから。

 

この階段介護技術のおかげでスタッフを雇わずとも階段昇降を安全に行えましたし、誰でもすぐ提供出来るスキルじゃないため、階段介助料金を正当に頂く外出サポートの矜持も合わせてPRできます。

 

■階段介護のためにスタッフを用意する={お客様にとって料金負担増・事業者にとってコスト増}
■乗務員一人で階段介護できる={お客様にとって負担割安・事業者にとって売上増}

この違いは大きいです。

 

また、このスキルは階段以外にも玄関先のちょっとした段差や砂浜/ぬかるみを乗り越えるときにも役立つ ウィリー介助に応用できるんですよね。車椅子がふわっと軽くなる角度をすぐにとらえて保ち続けるのがポイントですね。

 

上記の記事が「車いす階段昇降 2人介助」というキーワードでも検索されているのですが、この階段介護スキル提供者1人と介助者1人が呼吸を合わせれば、体重80キロのユーザーの階段昇降もけっして不可能ではありません。

 

 

ただ、このような効果的な階段介護スキルも、乗務員自身の基礎体力(握力・腕力・下肢筋力)がしっかりしてこそ実現可能なわけです。スポーツもやらない・ウォーキングすらもしない運動不足野郎が臨んでは転落の危険性をはらみます。

 

お客様への安全安心を提供できる自信がないのであれば、この階段介護スキルは止めておいたほうがいいです。事故が起きてからでは遅いので。

 

では、腰痛もちの体力低下気味の介護タクシー乗務員はやっぱり階段介護依頼を断り続けなければならないのか?

 

そんなことはありません。

専用ツールを使ってラクになっちゃえばいいんですよ。

階段昇降機らく段は介護タクシー車両にも詰め込んでラクに安全に階段昇降できる

可搬型階段昇降機・らく段の外観

階段昇降に悩む人の安全とラクラクを提供するためだけに設計された専用ツールは、それを操る介助者自身のラクラクも合わせて保障してくれます。

 

某階段昇降機よりもさらにコンパクト設計でズバッと折り畳まれるため、車両に詰め込みながら現場で階段昇降、、というアプローチも可能なんです。


まさに、介護タクシー事業者のために開発されたようなものです(笑)デイサービス事業者にも好評頂いておりますが。

ノンバリアフリー団地やアパートのせまい階段踊り場でのアプローチにも大きく役立ってくれますし。

脂汗かいて「転落させてしまうんじゃないか…」

冷や汗かいて「あぁ、また断らなきゃいけないのか…」と不安やストレスを抱えることはもうないんですよ。

 

階段昇降機らく段は介護保険レンタル適用ではないものの、女性でも扱えるようになれる操作習得の簡易さと身体に負担をかけない安定昇降能力がウリで、階段介護依頼に大きなちからを発揮してくれます。

 

階段昇降機らく段利用については、

  • 購入
  • レンタル(単月/3・6・12ヵ月)

いずれかの選択肢があります。

 

購入にあたっては小規模持続化補助金や設備投資融資などをうまく使えばお得に購入することも可能です。そういった情報は地域の商工会で知れますし、キーワード選定で有益な情報がネットにあります。

このwebサイトだけの限定割引も用意していますのでぜひ活用なさってください。

限定割引でラクラク階段昇降するなら こちら

 

使いたいときだけ使う階段昇降機レンタルもおススメです。工事費・維持費いらずで安全にラクに階段昇降が行えます。気になるかたはお気軽にお声がけくださいね。

階段昇降機を使いたい時だけレンタルなら こちら

まとめ

バリアフリー・ユニバーサルデザインなどという概念が無い時代に設計された施設・住宅の階段から外出をもとめるお客様は数多くいらっしゃいます。これから更に顕在化していくことでしょう。

 

備えるべき体力向上・階段介護スキルに加え、専用設計の階段昇降機を加えて外出サポート体制を強化してほしいと思います。

 

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