営業あってこその介護タクシー予約成立です。
営業を怠ってはいけません、ナメてもいけません、
何より、営業を怠けてはいけないんですね。
営業論なんて考えずにサクッとご挨拶だけしときなさい
私の営業は基本的にアポなし訪問スタイルです。
※おすすめはしません
アポなし営業で成し遂げたいこととは、
「サービスの説明」
「ニーズを探る」
「コミュニケーション」
であり、3つすべてを叶えたい場合もあれば1つだけ達成できればそれで良しとする場合もあります。
重要なのは〝接触〟だと思っているので、
3つ全てを含んだとしても所要時間はだいたい3分です。
介護タクシーサービスの特徴を20文字以内に説明せよ と言われたら?
今なら、弊社ウェブサイトのヘッダーロゴエリアでPRしている【外出先バリアを解決する障がい者専門タクシーです】に落ち着いたところです。
ん?
23文字ですね…
まぁ、細かいことは気にせずに(笑)
20文字以内という制限をかけた理由は、
介護保険・障がい者福祉サービスの業務に日夜追われているケアマネ・相談員にとって売り込みをかけられるのは基本的に好ましく受け取られないので、
刺さるメッセージをズバッと伝える必要があるからです。
- 誰のための?→支援を要する障がい者高齢者のための
- 何の問題が解決できる?→車椅子専用福祉車両と介助スキルで外出先バリアが解決できる
- どんな業態のサービス?→乗客の目的にピンポイントで応えられるタクシー
これらを説明した文字を削れるだけ削って【外出先バリアを解決する障がい者専門タクシーです】となるわけですね。
シリコンバレーのエレベーターピッチプレゼンテーションではありませんが、
自分の魅力/強みやサービスの特徴を短く伝えられることは経営するうえで〝得〟しかありません。それは身をもって感じていることです。
介護タクシー乗客の感想や要望を探る(聴く)
探る、、という表現よりも聴くのほうが適切でしょうか。
要は、ケアマネ・相談員から紹介されたお客様を安全に運行したあとに、改めて居宅介護支援事業所/訪問介護事業所を訪れてみて感想を伺ってみるのです。
紹介いただきありがとうございました!
〇〇さん、介護タクシー利用についてなにか仰っていませんでしたか?
雑談を交えながら切り込めばベストですね。
特になければそれでよし。
好評を頂けたなら「どんなところで喜んでもらったのか」を聞き取って新規お客様に活かす。
クレーム・不評だったなら「何が悪かったのか」をしっかり把握しておいて二度とそのような思いをさせないように努める。
特にケアマネは後日に利用者宅へ訪問して介護タクシー利用への感想をそれとなく伺っているものです。
利用者からのダイレクトな感想を聞けるに越したことはありませんが、
対面(介護タクシー乗務員)では言えないこともケアマネなら言える、、ということはありますからね。
コミュニケーションなくして介護タクシー経営は軌道にノらない
ケアマネ・相談員の立場からすれば、
- どんな服装で
- どんな顔立ちで
- どんな言葉づかいで
- どんな考えをもって
いる人なのかの情報を、視覚的にも聴覚的にも知りたいはずです。
ホームページ・名刺・チラシに小綺麗な写真と伝わるPRテキストを載せていても、
〝感じとれる人柄の情報〟は現場でのコミュニケーションでしか体感できません。
コミュニケーションを図ることでケアマネ・相談員は介護タクシーサービスと乗務員の情報を深く理解していきますし、
介護タクシー側としてもPRしている情報・伝えていた情報が
〝伝わっていなかった〟
〝誤解されていた〟
〝不足していた〟
という現実を知ることができるんですね。
また、雑談の中から介護タクシー運行以外の生活代行サービス(買い物・草刈り・手荷物受取etc…)を依頼されることもあります。
私は実際に95歳の高齢者自宅のお庭の手入れサービスを受けたことがあり、
草刈・剪定・清掃・運搬を行った経験があります。
¥15,000ほど頂きました。
ただ、とても大事にされていた花木をうっかり切ってしまって二度と呼ばれなくなりましたが…(苦笑)
例えばこんなこともありました。
突然お邪魔しました、何か介護タクシーご利用に関してお役に立てそうな事はありますか?
「いやぁ、私が受け持つ範囲では今の所は。。。」
分かりました、何か御用があればいつでもお電話ください、失礼しますー
こうやってその日は何事もなく過ぎ去りまして。
翌日のお昼頃、そのケアマネから電話が入り、
介護タクシーめぐりさん、急なんだけど明日予定空いてますか?
聞いてみると、そのお客様は普段は訪問介護サービスを利用されている方で、通院やちょっとした外出などは介護スタッフが対応していたそうなのですが、
米寿お祝い日が職員が手薄な土曜日という事もあって、対応できる人が居なかったらしいんですね。
そこでふっと私の顔が思い出されて米寿祝いの送迎運行を依頼するに至った…というわけなんです。
営業とは相手の記憶に泊まり続けるために通いつづける
人は案外、大事な人ですら簡単に忘れてしまいます。
それは日頃から接触を重ねていないからです。
半年に一回、一年に一回、3年に一回ともなれば大切な友人知人でさえも記憶のかなたから消し去られてしまう可能性が大きいのです。
コンタクトを取り続ける、情報を発信し続ける。
情報過多の現代では、忘れ去られないためのひと頑張りが大事なんだと思います。
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