介護タクシー協会に加入しても安定的な売上など保障されないと肝に銘じよ

開業への心がまえ
※2020年7月リライト済の記事です

 

沖縄県福祉介護タクシー組合に加入していた当初、月8000円の会費を支払っていても、配車予約が回ってくることは3か月に1回あるかないかというものでした。

はっきり言ってバカらしかったです(苦笑

 

というか、組合に加入したがゆえに私自身が積極的にお仕事を取りに行こうとか、組合が仕事を回してくれるから待っておけばいいだろうという、依存心たっぷりの・危機感のない毎日を送っていたのですね。

 

その組合をぬけたあとに感じたことなのですが、

自分自身の意思決定でビジネスを広げていくことが醍醐味の個人事業主の集団=介護タクシー組合員と、会社員は同義に近いんじゃないかと思いまして。

 

 

 

当たり前のことなんですが、会社員は、会社の規則・協会のルールにのっとって組織活動しなければなりません。

その組織活動のなかで、

「こうした方が改善されるんじゃないか」

「こうする方が組合員全体のりえきになるんじゃないか」

というアイディアがひらめいて、定例会の場で具体的なアクションプランを提示しても

うーん、わかるんだけどねぇ…

とか、

まぁ、それについては来月の定例会までに考えておきましょう

 

という現状維持をのぞむ声がちらほら聞こえてくるようになります。

会員数が大きくなるほどに意思疎通からアクション開始までにタイムラグが生まれてしまい、スピーディーに自由に動けないジレンマが出てくるんですね。

 

当然といえば当然なのですが、組合とは、メンバー全体の利益を考えてカタチにして地域の社会貢献にかかわることが存在意義なのですから、個人的な行動を控えてもらう・組合の輪を乱すような行為は基本的に行ってはならないはずですよね。

 

介護タクシー協会・組合・団体など、どのサイトも、組合員と事務局でバックアップ体制を整えて病院・介護施設・旅行代理店からの貸切観光にも対応しますとか新規会員には優先的に予約を振ってあげますので安心してご加入ください、、と表記されていますが、

本当にその通りにうまく事が運んでいるのかな?と邪推してしまうんです。

 

 

私が組合員だったころ、営業所を置く沖縄県北部地域の関係施設からお仕事は回ってくることはゼロに近く、役員にお仕事回してくださいと掛け合ってみても一部同業者に優先的配車が行われてるような状況でした。

私と同じような気持ちを抱いていた同メンバー組合員も、定例会で議題として提案してみてもその不公平な状況がそのさき改善されることはありませんでした。

 

単純に言って、会員が増えれば増えるほどお客様を奪い合う構造になってしまう印象は否めないでしょう。

 

所属している年数が長くなるほどに権威/権力をもったと勘違いするようなふるまいをもつ人がいたり、新規加入者への積極的配車を行わずに独占的にお客様を囲い込むようになったり。

 

また、人口密度のすくない地域に営業所をおく介護タクシーと

都心部の総合病院に近い地域で営業所をおく介護タクシーでは明らかに配車依頼数の差が浮き彫りになるんですね。

 

そういったジレンマや葛藤を抱えていく中で

組合に加入してメリットあるのかな?

組合費だけ支払ってそれ以上のリターン(集客・スキルアップ)ってないんじゃないの?っていう考えが次第に湧き上がってきたんです。

 

それからしばらくして組合を抜けることを決意したわけなんです。

 

ここまで読んでいただいてどうでしょうか、介護タクシー組合・協会・団体のイメージが悪く感じられましたか。

 

何も組合・協会・団体の存在を完全否定したいのではなく、

組織が大きくなっていくほど会員同士の利益が少なくなっていく反比例現象がおこり、強烈なリーダーシップをとれる人が居ないとその組織の活動理念が共有されにくくなり、いつしか〝会員を集めることだけが目的化した〟仲良しこよし団体になるんですよ。

 

理念が共有されていないのでメンバーたちが社会貢献と組織の為にしっかりまとまって行こう!って思えなくなって個人個人がバラバラになり、しだいに定例会にも参加しなくなり、研修会にも参加しなくなり、懇親会にすら顔を出さないという事態に陥るんですね。

それくらい、組織をまとめていくということは大変に難しいものでしょう。

 

 

過去の歴史を振り返れば、私にも反省すべき点は多々あって、障がい者高齢者の外出がもっと気楽にカンタンに便利になるために、

組合としてどのようなPRを行えばいいか、

介護タクシー組合の活動を盛り上げて皆でガッツリ儲けようじゃないか!その為には一人一人が何をすべきだと思う?

なんて提案をするわけでもなく下を俯いてばかりで「あ~、退屈だから早く終わんねぇかな…!」と、自分の事ばかり考えてましたからね(苦笑)

 

 

本土にある福祉介護タクシー関連協会はどうなんでしょうか。

協会メンバーの動きと交通弱者へのタクシーサービスがしっかりマッチングしているのか、

協会が存在するためだけの活動になっていないでしょうか。

なんのためにその協会・組合・団体は発足されたのでしょうか。

 

これらの思いは、過去のバカ野郎自分に向けたお説教ブログとなってもいますが、これから介護タクシーを開業しようと情熱を持って取り組んでいる方への、私なりのメッセージです。

 

組合・協会という組織をあてにせず個人で動くべきは積極的に動くべし、です。

組合活動状況を俯瞰的にチェックしてみて「組合のためにある組合」と感じられたなら一匹狼になる覚悟をもって能動的にアクションせよ、ですね。

 

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