潜在看護師とは病院/クリニックで働いていた経験はあるものの、体調不良などの諸事情により現在休職中、または別のお仕事に携わっているか再就職を試みている状況の国家資格保有者、と言えばよろしいでしょうか。
さて、看護師と聞いてどんなイメージが思い浮かぶでしょう…?
- 3Kの激務(身体介助・深夜労働・排せつ/入浴介助・痰吸引・経管栄養ケア)をこなすスペシャリスト
- 安定した給与
- 献身的な対応
このような感じではないでしょうか。
私も仕事柄、看護師と呼吸を合わせてベッドから車いすへの移乗介助をおこなったり、時には介護タクシー運行の依頼を頂くきっかけになる大切なキーパーソンです。
安定の給与と引き換えにある看護師の精神・身体・魂の崩壊
その現場でなければ知らない事は山ほどあります。
その現場でなければ知られない事も山ほどあります。
その代表の一つともいえる看護業界。
彼女/彼らの悲痛の声はSNSやインターネットの大海に散見されていて、匿名だからこそ吐ける看護業界のリアルな現実を知ることができます。
人手不足で休日出勤とサービス残業が多くてとてもしんどい…体力も衰えて心がボロボロだよ…
お局(師長)のねちっこくて陰湿なイジメにストレス溜まるし、セクハラや暴力をふるう患者の対応ってマジでしんどい…辞めたい……
毎日コロナ患者の治療に追われるし、感染したら職場に迷惑かけてしまうプレッシャーに押しつぶされる…何でこんなに苦しいの??
見出しの安定の給与と言う表現も看護師本人たちから言わせれば「いやいや、ぜんぜん労働に見合っていないから!!舐めたこと言ってんじゃねぇよ!!!」そんな怒号が聞こえてきそうです。
にこやかな笑顔と献身的なふるまいで患者のケアにあたる看護師らの日常は、我々が想像している以上に苦悩を抱えながら奮闘しているようです。
看護師を続けるモチベーションとは
恐らくですが、激務の看護師も幸せな未来(結婚・出産・家族)の為にはお金がどうしたって必要なので、渋々続けざるを得ない…という葛藤に揺れているんだと思います。
勿論、給与以上にやりがいを見出している方もいるでしょうね。
ナイチンゲールの名言にも、看護師が看護師であり続ける為の真髄が表現されています。
下記はナイチンゲールの名言を私なりに解釈したものです。
尽くす心も重要だが自己犠牲を引きずってまで患者に奉仕することは望ましくないんだよ
心のゆとりをもって(休養を取って)患者に接しなさい
人に尽くすには資金がいるんだよ、人に尽くす人(看護師)にきちんとした報酬で応えないと、無報酬のボランティア活動のように続かないよね
継続できる奉仕こそ〝真の奉仕〟だよね
激務の現場で患者に奉仕する看護師にとって、ナイチンゲールの名言は理想と現実のギャップをしめす皮肉のように感じられるかもしれません。
看護師が辞めたくなる理由とは
患者や職場の人間関係によるものが多いと話を聞きます。
例えば、看護師長とのコミュニケーションの行き違いから関係がギスギスしだして、陰湿なイジメを受けて心に傷を負い、うつ病も患うほどに重症化するとか。
看護師だけに限りませんが、組織の一人として・会社員としてチームで働くのであれば、必ずや人間関係のトラブルは避けられません。まぁ、大なり小なりどの職場でもあることですが。
患者の命を左右するやもしれない看護ケアの厳しい現実と日々向き合っている看護師らのストレスたるや想像以上のものなんでしょう。
身を削るとはまさにこの事かもしれません。
自分らしく生きるとは何か
今いる環境が苦しければ、思い切って飛び出して(退職)みるのも一つの選択肢かと思います。
「そんなこと言うのは簡単だよ、他人事だから簡単に言えるんでしょ?」
と愚痴ってみたところで自分から環境を変える!と本気で決断しない限り状況は平行線のままですよね。
安定収入と引き換えに劣悪な労働環境に身を投じ続けるか、自分らしく輝ける環境を探すか 日々、葛藤されている看護師の心情は穏やかではないと改めて思います。
まぁ、部外者の私がこのように断定してもいけないんですけどね。
実際は、劣悪な環境じゃないし看護師同士とのコミュニケーションもバッチリだし、給与体系にも満足しているという看護師もいるでしょうから。
色々述べてまいりましたが、一つ提案したいのですよ。
潜在看護師の皆様。介護タクシービジネスを開業(起業)してみませんか?
ここ沖縄でも、看護師としてキャリアを積み重ねた女性が介護タクシー/福祉タクシーを開業して自分らしく活躍されているんですよ。
んで、生死の狭間にいる患者をケアしてきた看護師の経験って、結構な強みになるんですね。
- 医療現場で培ってきた酸素吸入・痰吸引・人工呼吸器などの看護経験が医療ケア児の通学送迎に対応できるため、家族と社会にへ大きな安心感をあたえる
- 女性ならではの細やかな気配り心配りが同性患者から支持されやすい※男性看護師も同様に
- 国家資格の看護ケアを提供できるからこその料金設定ができる
特に、1番目の体験・経験というのは大きなもので、命の最前線で日夜活躍してきた看護師の視点は、移動にお困りの高齢者・障がい者への接客に活かされます。
医療現場で患者の表情や体調変化の移り変わりに対する観察眼・洞察力を培ってきた看護師の力量は、介護タクシー移送中のお客様の体調変化をすばやく察知することにも役立つんですよね。
まとめ
介護タクシービジネスは誰の指図を受けることなく、自分の裁量で仕事を受けたり営業時間をコントロールすることが可能ですよ。なんたって個人事業主、つまり、貴方が経営者なんですから。
小うるさいお局師長に指図されるわけでも無く、職場の人間関係に押しつぶされることなく、自分の思うようにビジネスが展開できます。
私も日々、その充実感・開放感を味わっている所です(笑)
その醍醐味がなくちゃスモールビジネスをやってられませんから。
それじゃあ、介護タクシービジネスの現状ってどうなの?
と疑問に思われた方は何時でもご相談ください。
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