在庫を抱えずにビジネスの問題を解決して報酬を得るコンサルタントでもない限り、ビジネスにおいて設備投資は欠かせないものですよね。
仕事で毎日使うものだから何十万・何百万もの投資を行うに値すると考えるわけですが、はたして、月に一回・または半年に一回しか使わない設備機材は導入しなくてもいいのでしょうか?
外出先バリアを解決するスキルで報酬をいただく介護タクシー運行においては、たとえ半年に1回の使用頻度だとしても、購入すべき福祉機材がいくつかあります。
これから紹介する機材はすべて、17年介護タクシー運行を経営してきておススメできるものばかりです。ぜひ参考にしてください。
車いすごと階段昇降機ウェルキャリーは2023年も団地/アパートで大活躍してます
介護タクシー経営を続けていると、下半身の筋力が衰えた高齢者車いすユーザーの階段介助を対応すべきか否かの選択肢を迫られる時が必ずきます。その場合の選択肢は万が一の転落事故を恐れて断るか・マンパワーで対応するか・同業者と連携して2名体制で対応するかの3択になるでしょう。
せっかく頂いたご依頼を断るのは心苦しいものです。外出サポートのプロとしては安楽が保証されたウェルキャリーを備えていつでも対応できるようにしてほしいもの。
大人1名で階段介助できるウェルキャリーは、私の知る限り、日本一コンパクトで扱いやすい階段昇降機だと確信しています。詳しくは下記の記事や動画をご覧ください。
介護タクシー専用ストレッチャーCは寝姿勢保持での移動に欠かせない
腰の骨折や股関節の痛みが激しい患者を自宅や病院に搬送させるときにこのストレッチャーが役立ってくれます。
寝姿勢を安楽に保ったまま、点滴棒や酸素ボンベが必要な患者の搬送には、専用ストレッチャーしかありえません。
より詳しいレビュー記事はこちらをどうぞ。
私が営業している沖縄本島でも、医療ソーシャルワーカーやケアマネさんから「ストレッチャー搬送できますか?」という依頼を受けることがあります。
看護師にとってもストレッチャーは日常的に扱いなれている搬送器具なので、病室へ持ち込んだ時の好印象が受けられるのも、介護タクシー事業者にとってプラスに働きます(笑)
仰向けの寝姿勢をしっかり保持したまま、患者の体調を崩さない様に備えられる資器材(酸素ボンベ&点滴棒)の同時搬送を担えるのは、専用ストレッチャーのみです。
快適な移動を約束して報酬をいただくわけですから、ストレッチャーの購入はぜひ検討すべきだといえます。
このwebサイト限定で割引購入できますので、必要であればいつでもお声がけくださいね。
可搬型階段昇降機はトヨタ80系福祉車両に収納できて階段介護もラクラク
この便利すぎる階段昇降機と3年前に出逢いたかったくらい、便利で階段昇降がラク楽になれる、頼れる相棒なんです(笑)
「バリアフリー・ユニバーサルデザイン」などの概念が無い時代に建築されたアパート/団地に住んでいる人々も高齢者になり、事故などで障がいを抱えてしまった場合、階段の昇り降りがとてもツラくなります。
以前のお客様が65㌔体重の高齢者で3階のアパートに住んでいたので、通院や買い物のたびに車椅子ごと引っ張り上げる階段介助を提供していましたが、介助者自身も相当疲れるし、転落させてしまうのでは?という恐怖と緊張にいつも襲われていたんですね。
全国で活躍する介護タクシー乗務員の平均年齢は50~60代です。率直に申し上げれば、体力も気力も衰えだす年代です。
20代のような体力腕力に物言わせてガンガン持ち上げる…なんて荒業はなるべく避けたいはずなんですよ、そうですよね?(苦笑
階段の町・長崎県においては、持ち運べる階段昇降機がなければお客様の外出が成り立たないくらいにバリアフルな住宅環境です。
マンパワーだけで階段介助することのこだわりを、今一度考えなおしてみませんか?
こちらのwebサイト経由なららく段を特別価格で購入できますので、お気軽にお問い合わせくださいね。
伸縮式介護用スロープはノンバリアフリー店舗・自宅からの外出にかなり有効だ
この道具は年に5回使用するかどうかという出番の少ないものですが、備えておいて良かった…!!と痛感するお役立ちツールなんです。
僕の営業エリアではこの伸縮式スロープの出番は年に5回もないです。でも、出番がある度に「備えてよかった」と痛感するばかり。昨夜同窓会に出席した車椅子ユーザーはこのスロープがなければ店外テーブル席しか居場所がなかった。9割の人が店内で笑いあっているのに。素人の階段介助よりも役立ちます。 pic.twitter.com/1dqQB6DnxX
— 花城健@かりゆしウェア&革靴野郎 (@gappai2323) November 23, 2019
これからの時代、商売やイベントや事業を行う上で施設入り口のスロープ化はぜひ検討しておくべきだと思っています。
個人的には法律で義務化してほしいくらい(笑)
大人4人で車椅子ごと持ち上げる階段介助スキルも決して否定はしませんが、車椅子ユーザー本人の気持ちとしては、落っことされやしないか不安でしょうがないんですね。
「介助した事なくて…」とお断りするのでなくこのように対応くださるのはとても素晴らしい!
でも、やはり、設備(スロープ化)の重要性を感じずにはいられない。
傾斜角度にもよるけど整っていれば介助いらずだし慣れていない人でも労力はそれほど要らないんですよね。
お寺のバリアフリー化望みたい https://t.co/UbkXhZqFqm
— 花城健@かりゆしウェア&革靴野郎 (@gappai2323) November 18, 2019
以前こんな運行依頼がありました。
寝たきりのお客様はリクライニング車椅子を使用されていて、こもりっきりの病室からの一時帰宅(お盆・お正月など)で介護タクシーを利用されたんですね。
この車いすではどうせ自宅に入れないから、せめて庭先からでもちょっとの間だけでも仏壇を見せてやりたいんです。
お客様の自宅を事前にリサーチしてみると、この伸縮式スロープがあれば十分に対応できそうだなと判断しまして、無事に安全に住み慣れた自宅へ入ることができました。
せっかくの、数か月ぶりの病院からの外出なのに介護タクシー車内から自宅を眺めるなんて切ないでしょう。
家族との思い出がたくさん詰まった自宅ですよ、本人も家族も同じ空間で過ごしたいに決まってます。
専用のツールさえ備えていれば、安全に・介助者も当事者もラクにサポートできるわけです。その為の投資と思えば決して高くはないんですよ。
まとめ:介護タクシー事業でかならず役立つ福祉機材のブレない安心感
大人4人で車椅子ユーザーを担ぎ上げて階段を昇降するとか、
毎日使うものでないからとか 値段が高くて買えないから体力勝負で頑張るとか、、
そのご意見も重々承知の上で、それでも、機材導入の大事さを強く訴えたいんですね。
その道具さえあれば、スタッフ一人雇わずに介助をできる状況も多々あるんです。
お客様の安全と安心感を高めてくれる専用ツールを複数備えていることこそ、介護タクシービジネスを経営する矜持なんじゃないかと、17年運行の経験からお伝えしたいです。
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