コンサルタントのような在庫を抱えない問題解決スキルを提供して報酬を得るビジネスでもない限り、あらゆる事業において設備投資は欠かせないものですよね。
飲食業で例えるならキッチン・冷蔵庫・テーブル・カウンター席などは絶対に欠かせないもので、これらがなければそもそも飲食店として成立しませんからね(笑)
毎日使うものだから何十万・何百万もの投資を行うに値すると考えるわけですが、それでは、月に一回・または半年に一回しか出番がない設備機材は導入に値しないと断言すべきでしょうか?
外出先バリアを解決するスキルで報酬をいただく介護タクシー運行においては、たとえ半年に1回の使用頻度だとしても、購入すべき福祉機材がいくつかあります。
借金を膨らませてまで買うべき…!とまでは申しませんが、乗客から頂く正当な対価を積み重ねながら、しかるべきタイミングでぜひ購入を検討してみてください。
すべて、12年介護タクシー運行を営業してきておススメできるものばかりです。
これから介護タクシーを開業される予定で情報収集段階の方へもお伝えしたいのですが、このような視点は持ち合わせておくべきだと思いますよ。
※営業所を置く地域の特性や支持人口の割合によって、下記の福祉機材は毎日使うものにもなり得ます。
介護タクシー専用ストレッチャーCは寝姿勢保持での移動に欠かせない
90度の背もたれ角度から180度までフラットに倒れるリクライニング車椅子でも対応できないことはないのですが、腰の骨折や股関節の痛みが激しい患者を自宅や病院に搬送させるときにこのストレッチャーが役立ってくれます。
より詳しいレビュー記事はこちらをどうぞ。
リクライニング車椅子を所有している介護タクシー事業者だという事がわかっているにも関わらず、医療ソーシャルワーカーやケアマネさんから「ストレッチャー搬送できますか?」という依頼を受けることがあります。
患者さんの体調やコンディションを鑑みたうえでストレッチャー搬送すべきだと現場で判断されるわけですね。
ストレッチャーの機能的な強みといえば、
- 病室ベッド高さにジャストフィットさせる事ができる無段階高さ調整機能
- 息切れ・呼吸困難の症状を抱える患者に必要な酸素ボンベを収める専用ケースがある
- 移動中も点滴投与が必要な患者への点滴棒(伸縮式)が備えられている
- 移動中、路面凸凹からの突き上げを和らげる手厚いクッションが備わっている
などです。
看護師にとってもストレッチャーは日常的に扱いなれている搬送器具なので、病室へ持ち込んだ時の好印象が受けられるのも介護タクシー事業者にとってプラスに働きます(笑)
仰向けの寝姿勢をしっかり保持したまま患者の体調を崩さない様に備えられる資器材(酸素ボンベ&点滴棒)の同時搬送を担えるのは、専用ストレッチャーのみです。
快適な移動を約束して報酬をいただくわけですから、ストレッチャーの購入はぜひ検討すべきだといえます。
このwebサイト限定で割引購入できますので、必要であればいつでもお声がけくださいね。
患者と乗務員の快適移送を約束するストレッチャーC導入はこちら
【超コンパクト】可搬型階段昇降機はトヨタ80系福祉車両に収納できて階段介護もラクラク
この便利すぎる階段昇降機と3年前に出逢いたかったくらい、便利で階段昇降がラク楽になれる、頼れる相棒なんです(笑)
介護タクシー運行において、エレベーターのない団地・アパートや2階玄関からの外出を希望されるお客様は必ずでてきます。
「バリアフリー・ユニバーサルデザイン」などの概念が無い時代に建築された構造物に住んでいる人々も高齢者になり、また、障がいを抱えてしまったりと、階段の昇り降りが相当にしんどくなるわけです。
以前65㌔体重の高齢者が3階のアパートに住んでいて、通院や買い物のたびに車椅子ごと引っ張り上げる階段介助を提供していましたが、介助者自身の身体にも負担がかかるのは絶対に避けられないんですね。
現役バリバリの介護タクシー事業者も、以前は会社員として勤めていた方が意を決して開業されるパターンが多く、その開業時の年齢は40代~50代が多数を占めます。また、男性よりもきめ細やかな配慮とコミュニケーションスキルが高い女性開業者も全国的に増加中ですよね。
20代のような体力腕力に物言わせてガンガン持ち上げる…なんて所業はなるべく避けたいはずなんですよ、そうですよね?(苦笑

80ヴォクシーにも収納可能。車椅子ユーザーとの同時移動もOKです。
階段の町・長崎県においては持ち運べる階段昇降機がなければお客様の外出が成り立たないようですし、
階段バリアがあって自宅にこもりがちにならざるを得ないお客様への外出を安全にサポートできるツールを備えておくことで、外出先でしか味わえない爽快/満足感をお客様に提供できる強みになります。
また、この道具を備えている事業者だからこそ、お客様は安心して介護タクシー運行を依頼されるわけです。
マンパワーだけで階段介助することの受け入れ体制を今一度考えなおしてみませんか?
少々お値段は張りますが、購入して損をすることは一切ないと断言できます。
それくらい、便利で安心安全階段昇降を提供できる専用ツールなのですから。
また、「小規模事業者持続化補助金」活用なら2/3が国から補助されますので、挑戦してみてはどうでしょうか。ちなみに私は持続化補助金の採択を受けてストレッチャーその他を購入させて頂きました。
第2回受付締め切り | 第3回受付締め切り | 第4回受付締め切り |
2020年6月5日(金) | 2020年12月頃予定 | 2021年4月頃予定 |
:参照サイト 令和元年度補正予算 日本商工会議所「小規模事業者持続化 補助金」
また、こちらもwebサイト経由なら、割引購入できますので、お気軽にお問い合わせくださいね。
伸縮式介護用スロープはノンバリアフリー店舗・自宅からの外出にかなり有効だ

一体型ではなく、左右それぞれが独立しているスロープです
この道具は年に5回使用するかどうかという出番の少ないものですが、備えておいて良かった…!!と痛感するお役立ちツールなんです。
僕の営業エリアではこの伸縮式スロープの出番は年に5回もないです。でも、出番がある度に「備えてよかった」と痛感するばかり。昨夜同窓会に出席した車椅子ユーザーはこのスロープがなければ店外テーブル席しか居場所がなかった。9割の人が店内で笑いあっているのに。素人の階段介助よりも役立ちます。 pic.twitter.com/1dqQB6DnxX
— 花城健@かりゆしウェア&革靴野郎 (@gappai2323) November 23, 2019
これからの時代、商売やイベントや事業を行う上で施設入り口のスロープ化はぜひ検討しておくべきだと思っています。
個人的には義務化してほしいくらい(笑)
階段の上り下りを簡単にできた人も、ある日を境にしんどくなったりできなくなったりするんですよ。そうなっちゃった人は申し訳ないけれど来店ご遠慮くださいね…じゃ悲しいじゃないですか。
大人4人で車椅子ごと持ち上げたり後輪から引っ張り上げる階段介助スキルも決して否定はしませんが、車椅子ユーザー本人の気持ちとしては落っことされやしないか不安でしょうがないんですね。
「介助した事なくて…」とお断りするのでなくこのように対応くださるのはとても素晴らしい!
でも、やはり、設備(スロープ化)の重要性を感じずにはいられない。
傾斜角度にもよるけど整っていれば介助いらずだし慣れていない人でも労力はそれほど要らないんですよね。
お寺のバリアフリー化望みたい https://t.co/UbkXhZqFqm
— 花城健@かりゆしウェア&革靴野郎 (@gappai2323) November 18, 2019
以前こんな運行依頼がありました。
寝たきりのお客様はリクライニング車椅子を使用されていて、こもりっきりの病室からの一時帰宅(お盆・お正月など)で介護タクシーを利用されたんですね。

この車いすではどうせ自宅に入れないから、せめて庭先からでもちょっとの間だけでも仏壇を見せてやりたいんです。
お客様の自宅を事前にリサーチしてみると、この伸縮式スロープがあれば十分に対応できそうだなと判断しまして、無事に安全に住み慣れた自宅へ入ることができました。

最小1.4mなので80ヴォクシーにも収納できます
せっかくの、数か月ぶりの病院からの外出なのに介護タクシー車内から自宅を眺めるなんて切ないでしょう。
家族との思い出がたくさん詰まった自宅ですよ、本人も家族としても、一緒に入りたいに決まっている。
専用のツールさえ備えていれば、安全に・介助者も当事者もラクにサポートできるわけです。その為の投資と思えば決して高くはないんですよ。
まとめ:介護タクシー事業でかならず役立つ福祉機材のブレない安心感
大人4人で車椅子ユーザーを担ぎ上げて階段を昇降するとか
毎日使うものでないからとか 値段が高くて買えないから体力勝負で頑張るとか
そのご意見も重々承知の上で、それでも、機材導入の大事さを強く訴えたいんですね。
その道具さえあれば、スタッフ一人雇わずに介助をできる状況も多々あるんです。
外出先バリアを解決するスキル・ノウハウに加え、
お客様の安全性と安心感を高めてくれる専用ツールを複数備えていることこそ、介護タクシービジネスを経営する矜持なんじゃないかと、14年運行の経験からお伝えしたいです。
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